勾玉を求めて、出雲・玉造を歩く
島根に行ってきました。
そもそもの発端はこちら。
名作と名高い94年のTVアニメ『ブルーシード』のブルーレイを手に入れた事にあります。95年のエヴァンゲリオン旋風が吹き荒れ、それ以前のアニメはかき消されてしまった感がありますが、OPがカッコいいということもあり、昔から観てみたかったアニメでした。(放映当時6歳)
このアニメを観れば観るほど、青い勾玉が欲しくなりまして、そうだ出雲へ行こうとなった次第です。
傘寿で車椅子の祖母も連れ、まずは玉造温泉へ。
こちらが玉造温泉の名物の巨大な勾玉です。
そう、日本古来の青とは緑色のこと…連日探せど探せど理想の青い勾玉は見つからないのでした。
お宿は日本庭園散策も楽しく、祖母も喜んでくれて良かったです。
篦棒に露天風呂広いお宿でした。男性は紙パンツ、女性はハワイのムームーみたいな湯浴み着を着用しての混浴でした。掃除が行き届いていて、虫とかもいなくて快適!雪深い土地ですから雪が降ったら、また雰囲気良いんだろうな。勿論、男女別の露天風呂も他にあって、昭和らしさを残したレトロな雰囲気の温泉宿でした。
持ち帰りの化粧スプレーとして使える温泉もあって、普段アヴェン◯の温泉水スプレーを愛用している僕はここぞとばかりたくさん汲んできました。
出雲大社もお参りしました。
神々をお迎えする神迎神事(かみむかえしんじ)が神在月に催される稲佐の浜に沈む夕日は神秘的で、美しかったです。
それから、出雲大社から2kmぐらい離れた場所に、島根ワイナリーという施設があり、食事が出来たりワインやお土産が買えたりします。
非常に試飲が豪華でした。この写真の5倍ぐらいの種類のワインの試飲があります。ぶどうジュースもあります。甘めのワインが多く、ロゼなどは5月の午後などにお庭で開けたいような爽やかさ。ワインが苦手な方も楽しめそうな品が豊富でした。
それから古民家を改築したキルト博物館にも寄りましたが、着物や大正天皇がお召しになった襦袢で作られたキルトなどが展示されていて非常に美しく技巧も細やかでした。古民家のリノベーションも素晴らしく、お庭の枯山水も雰囲気が良かったです。
この辺りのお家は家の隣に自分の家のお墓があるのが興味深く、また風が強い地域ゆえと伺いましたが、家のまわりに風よけの樹々を植えていらして面白く町並みを拝見しました。
さて、行く先々で探し続けた勾玉ですが結果、最終日いづも勾玉伝承館で出雲鏡石と赤瑪瑙を普段からつけている数珠に入れてもらう事にしました。
なかなか、良いです!
奥出雲たたらに行けなかった事、松江城がチラ見になってしまったのが残念です。石見神楽などまだまだ気になるものが多い神話の国島根はまた行きたいなあ。
今回の旅はYoutubeで短い動画を公開しています。
日本庭園散策https://youtu.be/oT0Teuj4UBk
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